2017/10
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名映画 夫婦善哉
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夫婦善哉(めおとぜんざい) 映画を知らなくても、この名前を聞いたことがある人は、若い世代でも意外と多いのではないだろうか。かくいう筆者も題名しか最近まで知らなかったのだが、正月に映画でも見ようとしこたま借り込んだ中に、この夫婦善哉もあった。公開は1955年。戦争が終わって、まだ10年しか経っていない頃にこの作品は誕生した。映画の舞台は昭和7年頃の大阪。大店の遊び人のドラ息子・柳吉(森繁久彌)と、しっかり者で夫を助け、支え続ける芸者・蝶子(淡島千景)の夫婦を描いている。古い映画は個人的に大好きなのだが、この作品には何よりも日本女性の慎み深さ、いじらしさ、奥ゆかしさとも言えようか、蝶子という1人の女性像が非常に素晴らしく描かれているのだ。その夫・柳吉は女房・子供を残して大店を勘当同然で追い出され、蝶子と一緒に暮らしだしたまでは良かったが・・・働きもせず毎日ブラブラ、蝶子の芸者仕事で稼いだお金を勝手に使い込み、仲間とドンチャン騒ぎをして3日も帰って来ないような男。それを一途に支え、愛し続ける蝶子の姿があまりにいじらしく、また可愛らしいのだ。普通なら蹴っ飛ばして追い出されるような話であろうが、不思議な事に現実社会でもそうした男に限って、稼ぐしっかり者世話女房が付く事がしばしばあるようだ。また、やりたい放題でもなぜか憎めない柳吉を演じる森繁久彌の演技も素晴らしい。全体にコメディータッチなので肩肘張らずに見られるのが楽しいこの作品。ラストの2人で寄り添うシーンには、思わず顔がほころぶ。洋画のように情熱的な激しい愛情表現は無いものの、言葉少なく、静かながらもお互いの思いやりと愛情がジワッと伝わってくる。そうした意味では、非常に日本的な美しい愛の形の1つが、この映画に綴られているように筆者には思えるのだ。
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八王子の笛吹き理髪師

Author:八王子の笛吹き理髪師
いらっしゃいませ。チーフのボギーです。東京 八王子の長房で皆様に支えられ、お蔭様で当店は22周年を迎えることが出来ました。オーナーの理念の下、お客様と良き信頼関係が築けるよう日々努力して参ります。Hair space Shinはお客様にとって、頼りになるファッションライフパートナーを目指します。

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